これさえ抑えておけばOK!海外株式と為替の基礎知識

株価の変動と為替の変動リスクに注意!

海外の株式に対して投資を行う場合には、株価そのものの変動と、為替の変動という、2つのリスクがあることを理解しておくべきです。ここで使っているリスクという言葉には、損をするという意味だけではなく、得をするという意味も含まれています。
すなわち、株式の価値が2倍になって、為替の価値も2倍になれば、全体の価値は4倍になります。反対に、株式の価値が2分の1になって、為替の価値も2分の1になれば、全体の価値は4分の1になってしまいます。
例えば、1ドル=100円の時に、100ドルで株式を買うと、それは10,000円の価値ですが、1ドル=200円となって、その株式が200ドルになると、それは40,000円の価値になっているわけなのです。

先進国通貨と新興国通貨、大企業と中小企業の違い!

それから、株式の中でも、価格の変動幅が大きいものと、小さなものがあります。同様に、各国の通貨の中でも、価格の変動幅の大きいものと、小さなものがあります。
まず、株式の中では、時価総額の大きい、いわゆる大企業と呼ばれる会社の株価は、比較的変動幅が小さいと言えます。それに対して、時価総額の小さい、いわゆる中小企業と呼ばれる会社の株価は、比較的変動幅が大きいと言えます。
次に、各国通貨の中では、先進国通貨の為替変動幅が比較的小さいのに対して、新興国通貨の為替変動幅は比較的大きくなっています。
ですから、新興国通貨で海外の中小企業の株式を購入すれば、その円換算での価格変動幅は、かなり大きくなる可能性があることになります。